「もうこの黄ばんだ壁紙、見るのも嫌だ!」長年使い続けてきた洗面所の壁紙が、水垢とカビでくすんで見え始めたのは、つい数ヶ月前のことでした。業者に頼むことも考えましたが、費用を考えると二の足を踏んでしまい、結局自分で張り替えることに。初めての洗面所クロス張り替えDIY、私の挑戦記録をお話ししましょう。 まず、インターネットで「洗面所 壁紙 張り替え DIY」と検索し、情報収集から始めました。洗面所は湿気が多い場所だから「撥水」「防カビ」機能が必須と知り、早速ホームセンターへ。そこで、生のり付きで撥水・防カビ機能がある無地の白い壁紙を見つけ、即決しました。同時に、壁紙用のカッターやヘラ、糊を拭き取るスポンジなど、基本的な道具も購入。総費用は1万円でお釣りが来るほどでした。 作業初日、まずは既存の壁紙を剥がす作業から。これが想像以上に大変でした。壁紙の表面のビニール層は比較的スムーズに剥がれたものの、裏紙が壁にべったりと残ってしまい、スクレーパーで少しずつ削り取る羽目に。この時点で心が折れそうになりましたが、「きれいな洗面所」を想像して踏ん張りました。 下地処理も怠りませんでした。裏紙を剥がした後の壁は、小さな凹凸やシミが残っていたので、パテで平らにし、完全に乾燥させてからヤスリで滑らかに。この地道な作業が、新しい壁紙の仕上がりを左右すると聞いていたので、手を抜かずに丁寧に進めました。 いよいよ新しい壁紙を貼る作業。生のり付きなので、裏紙を少しずつ剥がしながら壁に押し付けていきます。狭い洗面所では、特にコンセントや洗面台周りのカットが難しく、何度も失敗しそうになりました。それでも、焦らず、ヘラで空気を押し出しながらゆっくりと貼り付けていきます。角の部分は、カッターの刃をこまめに交換しながら丁寧にカット。 全ての壁紙を貼り終えた時、その達成感は言葉になりませんでした。黄ばんでいた洗面所が、真っ白で清潔感あふれる空間に生まれ変わったのです。まるでホテルの一室のようだと、家族からも大絶賛。多少のシワやズレはご愛嬌ですが、自分で作り上げた空間への愛着はひとしおです。洗面所のクロス張り替えDIYは、大変でしたが、それ以上に大きな喜びを与えてくれました。
洗面所のクロス張り替え、私の挑戦記録