網戸がレールにはまらず、せっかくの風通しが楽しめない、そんな経験はありませんか。一見シンプルな構造に見える網戸ですが、うまくはまらないのには必ず原因があります。原因を特定できれば、適切な対処ができるようになります。今回は、網戸がレールにはまらなくなる主な原因を探り、その解決策へのヒントをお伝えするアドバイス記事です。 まず、最も一般的な原因として挙げられるのが「戸車の不具合」です。戸車とは、網戸の下部についている車輪のことで、これがレールの溝を滑ることで網戸が開閉します。この戸車が経年劣化で破損したり、歪んだりすると、網戸がレールから脱落しやすくなります。また、戸車の車輪部分に埃や砂、髪の毛などが絡まって回転が悪くなることも、はまらない原因の一つです。戸車を指で回してみて、スムーズに回転しないようなら、清掃や交換を検討しましょう。 次に、「レールの歪みや汚れ」も大きな原因となります。窓のレールは、長年の使用や建物の歪み、あるいは強い衝撃などによって、わずかに歪んでしまうことがあります。目に見えない程度の歪みでも、網戸がスムーズに動かなくなる原因となります。また、レールの溝に小石や砂、虫の死骸などが溜まり、それが障害物となって網戸が引っかかってしまうこともあります。レールを目視で確認し、汚れや歪みがないかをチェックしてください。特にレールの溝の奥まで確認することが重要です。 さらに、「網戸本体の歪み」も考えられます。網戸の枠はアルミ製が一般的ですが、長期間の使用や強い風圧、あるいはぶつかった衝撃などにより、枠全体がわずかに歪んでしまうことがあります。網戸自体が変形していると、戸車が正常でもレールに収まりきらなくなります。この場合、網戸の四隅を持ち、対角線上に力を加えてみて、歪みを修正できるか試すこともできますが、無理な力を加えると破損する恐れがあるので注意が必要です。 その他、古いタイプの網戸では、調整機能がないものや、レールとの相性が悪くなっているものもあります。これらの原因を一つずつ検証していくことで、網戸がはまらないトラブルの真の原因を見つけ出し、適切な解決策へと繋げることができるでしょう。