網戸がレールにはまらない、動きが悪いといった不具合は、多くの場合DIYで解決できる可能性があります。しかし、中にはプロの技術や専門的な知識が必要となるケースも存在します。自分で修理を試みたけれど改善しない、あるいはそもそもどこから手をつけていいか分からない、といった場合は、無理をせず専門業者に依頼することが賢明です。このコラムでは、網戸の不具合をプロに頼むべきタイミングと、その見極め方について解説します。まず、自分でできる範囲の対処法(戸車の清掃・交換、レールの清掃、戸車の高さ調整など)を全て試しても改善しない場合は、プロに依頼するタイミングと言えるでしょう。特に、戸車やレールに目立った破損や汚れがないにもかかわらず、網戸がはまらない、あるいはスムーズに動かない場合は、網戸本体の歪みや建物の構造的な問題が隠れている可能性があります。次に、「網戸本体の大きな歪みや破損」が原因の場合です。網戸のフレームが大きく歪んでいたり、網が広範囲にわたって破れていたりする場合、DIYでの修理は困難です。特にフレームの歪みは、素人が無理に修正しようとすると、さらに状態を悪化させてしまう恐れがあります。このような場合は、網戸本体の交換が必要となることが多く、専門業者に相談して適切な製品を選び、取り付けを依頼するのが確実です。また、「レールの深刻な損傷」もプロに任せるべきケースです。レールの溝が大きくへこんでいたり、割れていたりする場合、網戸の戸車がスムーズに機能しません。レールの修理や交換は、窓枠の構造に関わる作業となるため、専門的な知識と技術が必要です。無理に自分で修理しようとすると、窓枠全体を傷つけてしまうリスクもあります。さらに、「複数箇所の不具合が同時に発生している」場合も、プロの判断を仰ぐのが良いでしょう。例えば、網戸がはまらないだけでなく、窓自体の開閉も悪い、サッシがガタつくといった症状がある場合、網戸だけでなく窓全体の調整や修理が必要となる可能性があります。自己判断で対処するよりも、プロの目で全体を診断してもらう方が、根本的な解決に繋がります。最後に、「高所での作業」や「危険を伴う作業」が予想される場合も、迷わずプロに依頼しましょう。特に2階以上の網戸の修理や、脚立を使っても不安定な場所での作業は、転落のリスクがあり非常に危険です。
網戸の不具合、プロに頼む見極め時